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サンプル構成例: リモートI/O制御
最終更新日：2023/12/20 
■ 実現したいこと
  • 1. ２つのスイッチが ON にされた時、１つ目のLED を点灯します
  • 2. 画面のボタンが押された時、２つ目のLED を点滅します
実現イメージ
接続図
  • 1. I/O を ソフトウェアPLC で制御し、I/O状態を画面表示に表示します
  • 2. I/O に I/Oユニット(EtherCATスレーブ)のデジタル入力ユニットに、2つのスイッチを繋ぎます
  • 3. I/O に I/Oユニット(EtherCATスレーブ)のデジタル出力ユニットに、2つのLEDを繋ぎます
実体配線図
画面イメージ
  • 1. 画面表示に1画面を表示します
  • 2. ① に、スイッチ２つのON/OFF状態を示すオブジェクトを配置します
  • 3. ② に、LED０の点灯/消灯状態を示すオブジェクトを配置します
  • 4. ③ に、画面からLED１のフリッカー点灯/消灯を操作するボタンを配置します
  • 5. ④ に、LED１の点灯/消灯状態を示すオブジェクトを配置します
  • 6. ③ のボタンだけ画面から操作可能になります
画面イメージ
内部構成図
1. RT-edge の使用コンテナ
  • ① 画面表示 (カスタムコンテナ)
  • ② ソフトウェアPLC
  • ③ I-I/Oインターフェース(R)
  • ④ データベース(DB)
内部構成図
使用タグ情報
No. タグ名 説明
1 SWITCH_0 スイッチ0　の値(ONの時 1、　OFFの時 0)
2 SWITCH_1 スイッチ1　の値(ONの時 1、　OFFの時 0)
3 LED_0 LED0　の値(ONの時 1、　OFFの時 0)
4 LED_1 LED1　の値(ONの時 1、　OFFの時 0)
5 DISP_BUTTON 画面の「点灯ボタン」(ONの時 1、　OFFの時 0)
6 EDGESYSTEM.CurrentTime Windowsシステム時刻
挙動
  • 1. 画面表示 (カスタムコンテナ)
    • ① SWITCH_0, SWITCH_1 , LED_0 , LED_1 タグの値を取得し、画面へ表示します
    • ② 画面の「点灯ボタン」の状態を、DISP_BUTTONタグへ、値をセットします
  • 2. ソフトウェアPLC
    • ① SWITCH_0, SWITCH_1, DISP_BUTTON タグの値を取得します
    • ② SWITCH_0 と SWITCH_1 の値の両方が 1 の時、 LED_0タグ へ 1 をセットします
    • ③ SWITCH_0 と SWITCH_1 の値のどちらかが 0 の時、 LED_0タグ へ 0 をセットします
    • ④ DISP_BUTTON の値が 1 の時、LED点滅動作を開始し、LED_1 タグへ 0 と 1 を一定時間毎に交互にセットします
    • ⑤ DISP_BUTTON の値が 0 の時、LED点滅動作を停止し、LED_1 タグへ 0 をセットします
  • 3. I-I/Oインターフェース(R)
    • ① LED_0 タグの値を取得し、EtherCATスレーブの LED0 へ出力します
    • ② LED_1 タグの値を取得し、EtherCATスレーブの LED1 へ出力します
    • ③ EtherCATスレーブから スイッチ0 の接点状態を取得し、 SWITCH_0 タグへセットします
    • ④ EtherCATスレーブから スイッチ1 の接点状態を取得し、 SWITCH_1 タグへセットします
  • 4. データベース(DB)
    • ① スイッチ0, スイッチ1, LED0, LED1, 点灯ボタン, システム時刻 のデータをDBへ書き込みます
タグ読み書き処理(一部抜粋)
  • 1. 画面表示では、タグを読み書きする処理をコーディングします。
  • 2. タグの読み込みには、RT-edge API の EgTagRead を使用します。
  • 3. タグの書き込みには、RT-edhe API の EgTagWrite を使用します。
タグ読み書き処理
XML内容(一部抜粋)
以下の画像をクリックすると拡大表示します。
XML内容
ダウンロード
以下のリンクよりダウンロードしてください。

サンプルのダウンロード

※ このサンプルプログラムをビルドするには、以下のソフトウェアが必要になります。
  1. RT-edge
  2. Microsoft Visual Studio 2017 以降(.NET Framework 4.6.2以降)
  3. MULTIPROG Express (INplc-SDK(Express))
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