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RT-edge
概要
本製品はセンサーや装置から収集したデータをリアルタイム制御やデータ処理を行う産業用IoTエッジコンピュータ(以下、RT-edgeコントローラ)です。
RT-edgeコントローラに搭載したリアルタイムOSにより時間確定的に制御とデータ処理を行います。またプラットフォームにはPCアーキテクチャを採用しております。これにより用途にあったPCが選択可能で、最小の構成からフルスペック構成まで様々な形にカスタマイズが可能です。
  • 主な産業ネットワークをサポート
  • IoTに必要な標準的な機能を搭載
  • お客様自身で独自機能を実装可能
  • PCとソフトウェアをedge開発プラットフォームとしてOEM提供
  • ソフトウェアPLCによるリアルタイム制御が可能
システム構成図
RT-edgeコントローラ 標準モデルINtime Ready
マイクロネットでご用意しているコントローラは以下の2つです。
本機以外のコントローラも承っておりますのでご相談ください。
製品形式
RT-edge-3010
RT-edge-201
edge-3010

✔Core™ i5 搭載モデル
✔PCIスロット
✔LANポート3基実装

edge-201

✔Atom® E3845 CPUのミドルモデル
✔EtherCAT® マスター標準搭載
✔DINレールへの装着可能

 CPU Core™ i5 6500TE ※1
2.3GHz
4コア
Atom® CPU E3845
1.91GHz
4コア
 メモリ 8GB※1 4GB
 ストレージ HDD 500GB※1 mSATA 64GB
 LAN 1GBit x 3 1GBit x 2 (EtherCAT® x 1)
 USB USB 3.0 x 6 USB 2.0 x 2
USB 3.0 x 1
 シリアル RS-232 x 4 RS-232 x 1
RS-232/422/485 x 1
 拡張
 スロット
PCI x 2 ※2 なし
 ディスプレイ HDMI x 1
DisplayPort x 1
DVI-I x 1
HDMI x 1
 フィールド
 バス
(オプション) EtherCAT®マスター機能
 その他 GPIO 6点 SDカードスロット x 1
 Windows Windows 10 IoT Enterprise 64bit Windows 10 IoT Enterprise 64bit
 電源 定格入力電圧
100-240VAC
DC 6~36V
(ACアダプタはオプション)
 本体サイズ
 WxHxD(mm)
262 x 143 x 262 120 x 55 x 100
 本体重量 約4.8kg 約0.65kg
※1 カスタマイズ可能です。
※2 拡張スロット無し、またはPCI x 3 + PCIe x 1にカスタマイズ可能です。
●コントローラ製品の製品保証につきましては”コチラ”をご覧ください。

機能
RT-edgeは「RTCD」「edge API」「edge機能」から構成するエッジコンピューティングプラットフォームです。
RTCDはデータバッファリング機能やメッセージ通信機能を搭載しております。外部アプリケーション用インターフェース「edge API」を利用すればお客様自身で独自のアプリケーションが実装可能です。
edge機能はRTCDを利用した機能で実行機能は選択が可能です。
内部ブロック図

(1)  RTCD
本製品はベースとなる階層に「RTCD (Realtime Common Data)」と呼ぶ共有データ構造を備えております。
RTCDはRT-edgeコントローラを構築する上で最もベースとなる機能です。例えば、センサーや装置から収集したデータをアプリケーション間で受け渡したり、 アプリケーション間でメッセージのやり取りを行う場合等、アプリケーション間でデータの受け渡しを行うケースにおいて利用される機能です。
RTCDはWindowsアプリケーション間、INtime®アプリケーション間、Windows-INtime®アプリケーション間いずれの場合も利用可能です。

(2)  edge API
RTCDをベースとしたバッファリング機能やメッセージ通信機能等をAPIとしてお客様に提供します。
お客様自身でVisual Studioにて本APIを利用して独自のアプリケーションを実装できます。
開発言語はC言語、C++、C#、VB、ASP.net、DLL呼び出しが可能な市販ソフトウェア(LabVIEW等)がご利用頂けます。
なお、本APIはWindowsとINtime®いずれの場合においても利用可能です。
(API一覧はこちら)

(3)  edge機能
edge機能はエッジコンピューティングに相当する機能です。
RT-edgeでは下記8つの機能をエッジ処理としてご提案しております。これらの機能はお客様の要求スペックに応じて弊社がご用意いたします。またはお客様が機能をプログラムカスタマイズし実装することが可能です。

産業機器通信インターフェース 産業向け機器との通信機能で検査装置・工作機械・産業用途ロボットなどの装置機器、ディスクリートデバイスなどが接続可能です。
ソフトウェアPLC
「INplc」
国際標準規格IEC61131-3準拠のソフトウェアPLCによるリアルタイム制御が可能です。また、収集データをデータベースに蓄積する機能も備えています。
トランザクショントレース 保守・品質・生産管理を目的としたトレース情報を記録する機能です。
SCADA HMI/SCADA機能を搭載し、お客様に合わせた画面カスタマイズが可能です。
OPC UAサーバー
「mnOPC UA」
mnOPC UAはWindows上で動作するOPC UA インターフェース通信ソフトウェア製品です。本製品は産業システム向けリアルタイムOS「INtime®」、リアルタイムソフトウェアPLC「INplc」のデータをOPC UAネットワークに公開します。
Webサーバー 外部端末のブラウザから本製品の動作設定や動作状態のモニタリングを行う機能です。
上位通信インターフェース 本製品とクラウド間でデータ通信を行う機能です。RT-edgeコントローラにて収集したデータをクラウドへ送信する機能と、クラウドからRT-edgeコントローラに設定変更やフィードバック通知を受ける機能を備えています。
データベース 大容量データベースに収集データを蓄積します。本機能により過去の収集データを参照することができます。

(4)  ユーザーアプリケーション
お客様自身でedge APIを利用して開発した独自のアプリケーションが利用可能です。
また、市販のSCADA・HMIソフトウェア、Officeパッケージ等も利用可能です。

事例
(1)  RT-edge実用例「IKESU.net」
RT-edgeコントローラの実用例として養殖場管理システムがあります。センサーから収集した気温・水温等のデータをクラウドサーバーに送信し、自動給餌器を制御します。また、モバイル端末等のブラウザから遠隔操作やデータ閲覧が可能です。RT-edgeコントローラは「RT-edge-6300」を使用しています。
システムの詳細につきましては、こちらを参照下さい。


実用例

(2)  スケーラビリティ
お客様の用途に合わせてハードウェアとソフトウェアを自由に選択でき、最小構成から最大構成まで柔軟にRT-edgeコントローラを構築できます。
スケーラビリティ
仕様
産業機器通信インターフェース フィールドバス EtherCAT® , FL-net , CC-Link , CC-Link IE , Ethernet/IP , PROFIBUS , PROFINET , Modbus
Ethernet TCP/IP
PLC通信 MELSEC Qシリーズ(Ethernet方式)
直接入出力 デジタル入出力 / アナログ入出力
ソフトウェアPLC
「INplc」
PLC制御 IEC61131-3準拠
PLCプログラム言語 + 1 LD、FBD、IL、ST、SFC + C言語
実行タスク数 5タスク~16タスク(オプション)
制御周期 最速0.1msec~
最大ステップ数 32Kステップ
トランザクショントレース アプリケーション・トレース OEM様やエンドユーザー様自身が品質・生産管理・保守を目的として記録するトレース情報
システム・トレース システムの保守を目的として記録されるトレース情報
SCADA 市販のHMIソフトウェア/SCADA機能
OPC UAサーバー
「mnOPC UA」
接続対象 INtime® / INplc / MELSEC(Q)
Webサーバー HTTP対応、IIS搭載
上位通信インターフェース クラウドサービス OneDrive / Azure / AWS / Google Cloud
その他 Windowsファイル共有 / FTP / メール
データベース SQL Server / Oracle / MySQL、その他ODBC接続が可能なDB

※TenAsys®, INtime®, eVM® and iRMX® are registered trademarks in USA of the TenAsys Corporation.
※EtherCAT® は、Beckhoff Automation GmbH, Germanyの登録商標です。