FINS (Factory Interface Network Service)はオムロンのFAネットワーク上のコントローラ間でメッセージ通信を行うためのプロトコルです。FINSサービスコンテナ(FINSコンテナ)は、TCP/IPを利用したFINS通信(FINS/TCP)を使用してオムロン社製PLCに対するアクセシビリティをRTCDに展開する、FINS通信プロトコルのクライアントとして機能します。
RT-edge(FINSコンテナ)を導入することで、Windowsネットワーク経由でオムロン社製PLCにアクセス、PLC内部の「デバイス」と呼ばれるI/Oメモリ領域を外部に公開し、タグを介した入出力が可能となります。
プログラムレスでコントローラ間通信
RT-edgeにFINSコンテナを導入することで、PLC内部の「デバイス」と呼ばれるI/Oメモリ領域をRTCDに紐づけて、Edgeタグを介した入出力が可能となります。
FINSコンテナが自動的にデバイスデータの読み出しを繰り返し、Edgeタグの値変化は自動的にデバイスメモリへ書き込んでアップデートします。
定義ファイルでできるデータ指定
規定されたフォーマットで、対象デバイスメモリ位置を記述して、任意のEdgeタグ名称を与えればアクセスが可能になります。