1. 動画や音声を利用したマンマシンインターフェース機能(MMI)
この機能は、1台の制御コントローラで制御と合わせて動画、音声、画像を使った機会と人をつなぐ機能です。
動画、画像での通知
人の目を通した通知は、単純な固定ンメッセージの通知でもHMIや専用の画面を用意する必要がありますが、
MMI機能を使用した場合、表示用のCPUを持つハードウェアや表示用アプリケーションは必要とせず、
市販されているPC用のディスプレイと表示する動画ファイルや画像ファイルを用意すれば、制御側からの通知で動画の再生や画像の表示を行う事ができます。
メッセージ程度であれば画像ファイルを表示、手順の説明や障害対応方法などは動画を使用しより分かりやすく通知できます。
音での通知
音で知らせる方法の1つとしてブザーを利用する場合があります。
ブザー音の場合、ブザー音の長さやリズムなどで知らせる内容を変える方法はありますが、その方法で表現出来る内容はそれほど多くはありません。
また、そのブザー音のパターン内容を覚えておく必要があることや通知内容についてはパターンから調べる必要などがあります。
それに比べて音声ファイルの再生による通知であれば、表現出来るパターンは無限大であり内容を明確に伝える事ができます。
音の変更が必要になった場合でもブザーの場合はプログラムの変更や設定ファイルでの変更になりますが、音声ファイルの入れ替えで変更する事ができます。
マンマシンインターフェース機能で再生・表示可能なデータ
動画ファイル |
AVI, MPEG |
静止画ファイル |
BMP, GIF, PNG |
音声ファイル |
WAV, MP3 |