iRFWシステムコール一覧
呼び出しプリフィックス
機能あるいはOS層を指定するためにiRMX®システムコールにはプリフィックスが使用されています。以下のリストはプリフィックスの意味、それらのプリフィックスを使用するシステムコール名の例、およびプリフィックスの用法を示します。
プリフィックス
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例
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用法
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rq_ |
rq_delete_job
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Nucleus, BIOS,
EIOS, ALの基本ラベル
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rqe_ |
rqe_offspring
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拡張システムコールの基本ラベル
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rqv_ |
rqv_allocate
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仮想メモリシステムコールの基本ラベル
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a_ |
rq_a_load |
非同期(rq_a, rqe_a)コールのラベル
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s_ |
rq_s_overlay
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同期(rq_s, rqe_s)コールのラベル
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c_ |
rq_c_get_char
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ヒューマン・インターフェース(rq_c)コールのラベル
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dq_ |
dq_allocate
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UDI
システムコールの基本ラベル
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cq_ |
cq_comm_rb
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iNA 960
ネットワークコールの基本ラベル
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KN_ |
KN_delete_alarm |
カーネルコールの基本ラベル
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KNE_ |
KNE_get_time |
拡張カーネルコールの基本ラベル |
アプリケーションローダ・システムコール
ファイル/モジュールのロード
rq_a_load
補助記憶装置からメモリにオブジェクト・ファイルをロードする。
rq_s_overlay
オーバーレイ・モジュールをメモリにロードする。
ファイルロードのジョブとタスク生成
rq_a_load_io_job
旧式。iRMX®
OSの古いバージョンと互換性をもたせる為に提供される。
rqe_a_load_io_job
4ギガバイトまでのメモリ・プールでI/Oジョブを生成する。指定されたオブジェクト・ファイルをロードし、ロードしたコードを実行するためのタスクを作成する。
rq_s_load_io_job
旧式。iRMX®
OSの古いバージョンと互換性をもたせる為に提供される。
rqe_s_load_io_job
4ギガバイトまでのメモリ・プールでI/Oジョブを生成する。指定されたオブジェクト・ファイルをロードし、ロードしたコードを実行するためのタスクを作成する。
BIOS
システムコール
ジョブレベル・システムコール
rq_encrypt
指定された文字ストリングを暗号化する。
rq_get_default_prefix
指定されたジョブのデフォルト・プリフィックスを返す。
rq_get_default_user
指定されたジョブのデフォルト・ユーザーオブジェクトを返す。
rq_set_default_prefix
指定された既存ジョブのデフォルト・プリフィックスを設定する。
rq_set_default_user
指定された既存ジョブのデフォルト・ユーザーオブジェク��を設定する。
デバイスレベル・システムコール
rq_a_physical_attach_device
指定されたデバイスをBIOS に取り付ける。
rq_a_physical_detach_device a_physical_attach_device
を使用して取り付けられたデバイスを取り外す。
rq_install_duibs
BIOSへデバイス・ユニット情報ブロック(DUIB)のクラスタをインストールする。
rq_a_special
タスクが様々なデバイス・レベル機能を実行することを可能にする。
ファイル/コネクションレベル・システムコール
rq_a_attach_file
任意タイプの既存ファイルへの接続を作成する。
rq_a_create_directory
ディレクトリ・ファイルを作成する。
rq_a_create_file
ファイルを生成し、新しいファイル接続のトークンを返す。
rq_a_delete_connection
a_create_file、 a_create_directory、 a_attach_fileのいずれかで生成されたファイル接続を削除する。
rq_a_delete_file
ストリーム、ネーム付データ、あるいはネーム付ディレクトリに削除マークをつける。
rq_install_file_driver
ローダブル・ファイルドライバをBIOS にインストールする。
ファイル修正・システムコール
rq_a_change_access
ネーム付データまたはディレクトリファイルのアクセス権を変更する。
rq_a_rename_file
ネーム付データまたはディレクトリファイルのパス名を変更する。
rq_a_set_file_status
ファイルのオーナーとタイムスタンプの両方または一方を変更する。
rq_a_truncate
ファイル・ポインタの現在の設定でネーム付データ・ファイルを切り詰める。
ファイル入出力システムコール
rq_a_close
任意タイプのファイルのオープン・ファイル接続を閉じる。
rq_a_open
任意タイプのファイルのI/Oオペレーション用の非同期ファイル接続を開始する。
rq_a_read
任意タイプのファイル用に開かれた接続中の要求バイト数を読み込む。
rq_a_seek, rqe_a_seek
オープン・ファイル接続用のファイルポインタを移動する。
rq_a_update
全てのバッファされた部分セクタを書き込むことにより、デバイスを更新する。
rq_wait_io
呼び出しタスクに先の呼び出しの同時条件コードを返す。
rq_wait_iors
IORSを待ち、ユーザに提供されるバッファにそれをコピーする。
rq_a_write
呼び出しタスクのバッファから、接続された物理ファイル、ストリームファイル、あるいはネーム付ファイルにデータを書き出す。
ステータス/属性取得システムコール
rq_a_get_connection_status 指定ファイルの接続状況に関する情報を返す。
rqe_a_get_connection_status 指定ファイルの接続状況に関する情報を返す。
rq_a_get_directory_entry
ネーム付、DOS、あるいはEDOSディレクトリのエントリー番号に関連したファイル名を返す。
rq_get_file_driver_status
指定ファイルドライバの情報を返す。
rq_a_get_file_status
指定ファイルに関するステータスと属性情報を返す。
rqe_a_get_file_status
指定ファイルに関するステータスと属性情報を返す。
rq_a_get_path_component
その親ディレクトリの中でカタログされたデータまたはディレクトリのファイル名を返す。
ユーザーオブジェクト・システムコール
rq_create_user
ユーザー・オブジェクトを作成し、IDのリストを受理し、新しいオブジェクトのトークンを返す。
rq_delete_user
ユーザー・オブジェクトを削除する。
rq_inspect_user
ユーザー・オブジェクトのトークンを受理し、ユーザー・オブジェクトに含まれていたIDのリストを返す。
拡張データ・システムコール
rq_a_get_extension_data ネーム付データかディレクトリ・ファイルの拡張データを書き出す。DOSファイルには有効ではない。
rq_a_set_extension_data
ネーム付ファイルの拡張データを保存する。DOSファイルには有効ではない。
時間/日付システムコール
rq_get_global_time
バッテリーにバックアップされたハードウェア時計から時刻を読む。
rq_set_global_time
バッテリーにバックアップされたハードウェア時計を指定ファイルに設定する。
EIOS
システムコール
I/Oジョブ
rq_create_io_job
旧式。OSの初期バージョンと互換性をもたせる為に提供される。
rqe_create_io_job
4ギガバイトまでのメモリ・プールでタスクを保持するI/Oジョブを生成する。
rq_exit_io_job
先に指定されたメールボックスにメッセージを送信し、呼び出し側タスクを削除する。
rq_start_io_job
I/O
ジョブの初期タスクを開始する。
論理名
rq_s_catalog_connection
ジョブのオブジェクト・ディレクトリの接続をカタログすることにより、接続用の論理名を作成する。
rq_s_get_directory_entry
ディレクトリのエントリーファイル名を呼び出し側に返す。
rq_s_get_path_component
ファイルがその親ディレクトリの中で認知される場合、ネーム付ファイルの名前を返す。
rq_hybrid_detach_device
一時的に、論理名と物理デバイス間の通信を削除する。
rq_logical_attach_device
論理名を物理デバイスに割り当てる。
rq_logical_detach_device
論理名と物理デバイス間の通信を削除し、ルートオブジェクト・ディレクトリから論理名を削除する。
rq_s_lookup_connection
指定された論理名と関係する接続のトークンを返す。
rq_s_uncatalog_connection
ジョブのオブジェクト・ディレクトリから論理名を削除する。
ファイルと接続
rq_s_attach_file
既存ファイルへの接続を生成する。
rq_s_create_directory
新しいディレクトリファイルを生成し、自動的に、親ディレクトリに新しいエントリーを追加する。
rq_s_create_file
物理、ストリーム、あるいはネーム付データファイルを新しく生成する。
rq_s_change_access
ネーム付ファイルのアクセスリストを変更する。
rq_s_rename_file
ディレクトリまたはデータファイルのパス名を変更する。
rq_s_close
ネーム付、物理、あるいはストリームファイルへのオープン接続を閉じる。
rq_s_open
ファイル接続を開く。
rq_s_read_move
呼び出しタスクによって指定されたバッファへの接続に関連したファイルからいくらかの連続するバイトを読み込む。
rq_s_seek, rqe_s_seek
オープン中の任意の物理的あるいはネーム付ファイル接続のファイル・ポインタを移動する。
rq_s_truncate_file
ネーム付データファイルの最後から情報を削除する。
rq_s_write_move
バッファからファイルにバイトのコレクションを書き出す。
rq_s_delete_connection
ファイル接続は削除するが、デバイス接続は削除しない。
rq_s_delete_file
BIOS
または EIOS で生成されたストリーム、ネーム付データ、ネーム付ディレクトリファイルを削除する。
デバイス
rq_s_special
様々なオペレーションを実行する為に、デバイス、デバイスドライバ、ストリームファイルドライバと、タスクが通信することを可能にする。
ステータスの取得または変更
rq_s_get_connection_status BIOSあるいはEIOSによって作成されたファイルとデバイスの接続に関するステータス情報を提供する。
rqe_s_get_connection_status BIOSあるいはEIOSによって作成されたファイルとデバイスの接続に関するステータス情報を提供する。
rq_s_get_file_status
BIOSあるいはEIOSによって作成された物理的、ストリーム、あるいはネーム付ファイルの情報を取得する。
rqe_s_get_file_status
BIOSあるいはEIOSによって作成された物理的、ストリーム、あるいはネーム付ファイルの情報を取得する。
rq_get_logical_device_status デバイスを表わす論理名に関するステータス情報を提供します。
rq_s_set_file_status
ファイルのオーナーとタイムスタンプの両方あるいは一方を変更する。
ユーザー
rq_get_user_ids
ユーザー定義ファイル(UDF)に関係のあるユーザーID を返す。
rq_verify_user
ユーザー名とパスワードを確認する。
ヒューマンインターフェース・システムコール
ヒューマンインターフェース・システムコール
rq_c_get_input_connection
指定された入力ファイルのEIOS 接続オブジェクトを返す。
rq_c_get_output_connection
指定された出力ファイルのEIOS 接続オブジェクトを返す。
コマンド解析
rq_c_backup_char
呼び出しがそれぞれ発生したら解析バッファ・ポインタを後ろに1文字移動させる。
rq_c_get_char
解析バッファから文字を得て、次の文字に解析バッファ・ポインタを移動させる。
rq_c_get_input_pathname
解析バッファの入力パス名リストからパス名を取得する。
rq_c_get_output_pathname
解析バッファの出力パス名リストからパス名を取得する。
rq_c_get_parameter
解析バッファから1つのパラメータを検索し、次のパラメータに解析ポインタを移動させる。
rq_c_set_parse_buffer
解析システムコールが使用される場合は常に、コマンドライン・バッファ以外でバッファの内容を解析することを可能にする。
rq_c_get_command_name
オペレータによって入力されたコマンドのパス名を取得する。
メッセージ処理
rq_c_format_exception
与えられた例外コードのためのデフォルト・メッセージを作成し、ユーザー提供ストリングにそのメッセージを書き込む。
rq_c_send_co_response
:co:
にメッセージを送信し、:ci:.から返答を読み込む。
rq_c_send_eo_response
オペレータのターミナルにメッセージを送り、返答を読み込む。
コマンド処理
rq_c_create_command_connection
対話式の変わりに、コマンドをプログラムによって起動するのに必要なコマンド接続オブジェクトのトークンを返す。
rq_c_delete_command_connection
先にc_create_command_connectionコールの中で定義されたコマンド接続オブジェクトを削除し、コマンド接続のデータ構造によって使用されるメモリを解放する。
rq_c_send_command
c_create_command_connectionコールによって作成されたコマンド接続にコマンドラインを格納し、コマンドラインを既にそこに格納されている他のものと連結し、(コマンド実施が完備したら)コマンドを起動する。
プログラムコントロール
rq_c_set_control_c
<CtrlC>エントリーに対するデフォルト反応を、タスクの必要を満たす反応へ変更する。
Nucleus
システムコール
ジョブ
rq_create_job
旧式。互換性の為に提供。
rqe_create_job
4ギガバイトまでのメモリプールを持つひとつのタスクをもつジョブを生成し、そのジョブのトークンを返す。
rq_delete_job
指定ジョブを削除する。
rq_offspring
指定ジョブの子ジョブのトークンを含むセグメントのトークンを返す。
rqe_offspring
指定ジョブの子ジョブのトークンで指定されたデータ構造を満たす。
rqe_set_max_priority
動的に、ジョブでのタスクの最大優先順位を変更する。
タスク
rq_create_task
タスクを生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_task
特定の非割り込みタスクを削除する。
rq_get_priority
特定タスクの静的優先順位を返します。
rq_get_task_accounting
生成時間と実行時間の量を返す。
rq_get_task_info
タスクに関するハイ・レベル情報を返す(優先順位および実行状態を含む)。
rq_get_task_state
タスクに関するロー・レベル情報を返す(準備完了タスクのCPU
レジスタの状態を含む)。
rq_get_task_tokens
それ自体、そのジョブ、そのジョブのパラメータオブジェクト、あるいはルートジョブのいずれかのトークンを返す。
rq_resume_task
タスクのサスペンションの深さを1減少させる。
rq_set_priority
非割り込みタスクの優先順位を変更する。
rq_sleep
呼び出し側のタスクを指定した時間の間眠った状態にする。
rq_suspend_task
タスクのサスペンションの深さを1増加する。
rq_system_accounting
タスク計算のCPU使用のトラッキングを可能にするか、あるいはトラッキングを停止する。
割り込みレベル、割り込みハンドラ、割り込みタスク
rq_disable
指定割り込みレベルを無効にする。
rq_enable
指定割り込みレベルを有効にする。
rq_end_init_task
時の初期化プロセスが完了したとルートタスクに通知する。ロードしたジョブに影響はしない。
rq_enter_interrupt
呼び出しの割り込みハンドラのために以前に指定されたデータセグメント・ベースアドレスを設定する。
rq_exit_interrupt
ハードウェアに割り込みの終了(EOI)を送るために割り込みハンドラによって使用される。
rqe_exit_interrupt
exit_interrupt呼び出しの高機能バージョン。
rq_get_level
割り込みハンドラが現在処理している最も優先順位が高い割り込みの割り込みレベルを返す。
rq_reset_interrupt
あるレベルへの割り込みハンドラの割り当てを取り消します。
rq_set_interrupt
割り込みハンドラと(もし要求されれば)割り込みタスクを割り込みレベルに割り当てる。
rqe_set_interrupt
割り込みハンドラと(もし要求されれば)割り込みタスクを他のハンドラと共有可能な割り込みレベルに割り当てる。
rq_signal_interrupt
割り込みタスクを起動するのに割り込みハンドラによって利用される。
rqe_timed_interrupt
割り込みハンドラによってサービスへ呼ばれるか、あるいは指定された期間が経過するまで、呼び出しの割り込みタスクを眠らせる。
rq_wait_interrupt
割り込みハンドラによってサービスへ呼ばれるまで、呼び出しの割り込みタスクを眠らせる。
メールボックス
rq_add_reconfig_mailbox Multibus
II 監視タイマーによって生成された失敗/リセットメッセージを受け取るメールボックスを指定する。
rq_create_mailbox
メールボックスを生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_mailbox
指定メールボックスを削除する。
rq_receive_data
データ・メールボックスからデータメッセージを受け取る。
rq_receive_message
オブジェクト・メールボックスからシグナルメッセージを受け取る。
rq_send_data
80H
文字までのデータメッセージをデータ・メールボックスに送信する。
rq_send_message
オブジェクト・メールボックスにシグナルオブジェクトを送信する。
セマフォ
rq_create_semaphore
セマフォを生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_semaphore
指定セマフォを削除する。
rq_receive_units
セマフォから指定数のユニットを要求する。
rq_send_units
指定数のユニットをセマフォに送信する。
リージョン
rq_accept_control
アクセスがすぐに可能な場合のみ、領域によって保護されたデータへのアクセスを提供する。
rq_create_region
領域を生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_region
指定領域を削除する。
rq_receive_control
呼び出し側タスクが、領域によって保護されたデータへアクセスできるようにする。
rq_send_control
領域で待つ次のタスクに制御を譲る。
セグメントとメモリ・プール
rq_create_segment
セグメントを生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_segment
割り付けられたメモリプールへセグメントを返すか、グローバル・デスクリプタ・テーブル(GDT)からデスクリプタを削除する。
rq_get_buffer_limit
通常または仮想のiRMX®セグメント内のポインタからスタートするバッファの最大のサイズを返す。
rq_get_pool_attrib
呼び出し側タスクジョブのメモリ・プール属性を返す。通常または仮想のiRMX®
セグメントのサイズをバイトで返す。
rq_move_data
あるバッファから別のバッファへバイトをコピーする。
rqe_get_pool_attrib
借りられたメモリの量および親仕事の印を加えて、任意のジョブに対するget_pool_attributesと同じ情報と借りたメモリの量および親ジョブのトークンを返す。
rq_set_pool_min
呼び出し側ジョブのメモリ・プールの最小の属性をセットする。
rq_validate_buffer
バッファ・ポインタが物理メモリへの有効なポインタで、それがメモリに対してアクセス権を持っていることを確認する。
削除コントロール
rq_disable_deletion
オブジェクトを通常に削除できないようにする。
rq_enable_deletion
オブジェクトを通常に削除できるようにする。
rq_force_delete
不能深度が0または1であるオブジェクトを削除する。
ヒープとバッファプール
rq_create_buffer_pool
1つ以上のポートに関係するバッファ・プール・オブジェクトを作成する。
rq_create_heap
1つ以上のポートに関係するヒープ・オブジェクトを作成する。
rq_delete_buffer_pool
バッファ・プール・オブジェクトを削除する。
rq_delete_heap
ヒープ・オブジェクトを削除する。
rq_get_buffer_size
先にヒープに要求されたバッファのサイズを返す。
rq_get_heap_info
既存ヒープ・オブジェクトに関する情報を返す。
rq_release_buffer
先に指定されたバッファプールに割り当てられたバッファ・スペースを返す。
rqe_release_buffer
既存のヒープかバッファプールにバッファをリリースする。
rq_request_buffer
既存バッファプールからバッファを取得する。
rqe_request_buffer
既存のヒープかバッファ・プールからバッファを得る。
オブジェクト
rq_catalog_object
オブジェクト・ディレクトリにオブジェクトへのエントリーを置く。
rqe_change_object_access iRMX®セグメントか合成オブジェクトのアクセス権を変更する。
rqe_get_address
オブジェクトの物理アドレスを返す。
rqe_get_object_access
そのトークンが指定されるアクセス・タイプのオブジェクトを返す。
rq_get_type
指定されたオブジェクトのタイプ・コードを返す。
rq_lookup_object
指定されたオブジェクト名のトークンを返す。
rq_uncatalog_object
オブジェクト・ディレクトリからオブジェクトへのエントリーを取り除く。
rqe_change_descriptor
GDTの中のディスクリプタの基本物理アドレスおよびサイズを変更する。
rqe_create_descriptor
メモリ・セグメントのためにディスクリプタを構築し、GDTにディスクリプタを置き、そのディスクリプタのトークンを返す。
rqe_delete_descriptor
GDTからディスクリプタ・エントリーを取り除く。
例外ハンドラ
rq_get_exception_handler
呼び出し側タスクの例外ハンドラのアドレスおよび例外モードを返します。
rqe_get_exception_handler 現在のタスクまたはジョブ、システムデフォルト、あるいはシステム・ハードウェア・トラップ・ハンドラのアドレスと例外ハンドラの例外モードを返す。
rq_set_exception_handler
呼び出し側タスクの例外ハンドラおよび例外モード属性を割り当てる。
rqe
set_exception_handler
呼び出し側タスク、ジョブあるいはシステム・デフォルトの例外ハンドラおよび例外モード属性を割り当てるか、あるいはハードウェア・トラップハンドラに対する値をセットする。
合成オブジェクト
rq_alter_composite
合成オブジェクトのコンポーネントを交換する。
rq_create_composite
合成オブジェクトを作成し、そのトークンを返す。
rq_delete_composite
構成要素のオブジェクトではなく合成オブジェクトを削除する。
rq_inspect_composite
合成オブジェクトに含まれていた構成要素のトークンのリストを返す。
拡張オブジェクト
rq_create_extension
新しいオブジェクト・タイプを作成し、そのトークンを返す。
rq_delete_extension
拡張オブジェクトおよびそのタイプのすべての合成物を削除する。
OS拡張
rqe_set_os_extension
OS拡張に書かれたユーザーのエントリーポイント・アドレスを呼び出しゲートに付けるか削除する。
rq_signal_exception
例外的な条件の発生を示すためにOS拡張によって使用される。
MULTIBUS II 相互接続コール
rq_get_interconnect
指定された相互接続レジスタの内容を取り出す。
rq_set_interconnect
指定された値への相互接続レジスタの内容を変更する。
メッセージサービス・コール
rq_attach_buffer_pool
ポートにバッファ・プールを関連づける。
rq_attach_heap
ポートにヒープを関連づける。
rq_attach_port
コールが発行した、ポートに送られた全メッセージをシンクポートへ転送する。
rq_broadcast
コントロールメッセージを各Nucleus コミュニケーションサービス・ホストに送信する。
rq_cancel
RSVPメッセージ送信の同時の取り消しを実行する。
rq_connect,
rqe_connect
送るタスクと遠隔のタスクの関係を作成する。
rq_create_port
Nucleusコミュニケーションサービスにアクセスするために使用するポート・オブジェクトを作成する。
rqe_create_port
サービスにアクセスするために使用するポート・オブジェクトを作成する。
rq_delete_port
指定ポートを削除する。
rq_detach_buffer_pool
バッファ・プールとポートの間の関連を終了する。
rq_detach_heap
ヒープとポートの間の関連を終了する。
rq_detach_port
ソースポートからシンクポートへのメッセージ転送を終了する。
rq_get_host_id
タスクが(Nucleusコミュニケーションサービスで)稼動しているボードのホストIDを返す。
rq_get_port_attributes
指定ポートの情報を返す。
rq_get_service_attributes
指定ポートと関連のあるサービスのパラメータを返す。
rq_receive,
rqe_receive
ポートでメッセージを受け取る。
rq_receive_fragment,
RSVP
データ・メッセージのフラグメントを受け取る。
rqe_receive_fragment
RSVP
データ・メッセージのフラグメントを受け取る。
rq_receive_reply,
先のリクエストへの返答であるメッセージを受け取る。
rqe_receive_reply
先のリクエストへの返答であるメッセージを受け取る。
UDI
システムコール
プログラムコントロール・コール
dq_exit
現在のアプリケーションジョブを終了する。
dq_overlay
オーバーレイ・モジュールをロードする。
dq_trap_cc
<CtrlC>が入力された時に制御をとる割り込みプロシージャを指定する。
ファイル・ハンドリング・コール
dq_attach
ファイルへの接続を生成する。
dq_change_access
ファイルまたはディレクトリへのアクセス権を変更する。
dq_change_extension
メモリ上のファイル名の拡張を変更する。
dq_close
指定ファイル接続を閉じる。
dq_create
ファイルを生成する。
dq_delete
ファイルを削除する。
dq_detach
ファイルを閉じてその接続を削除する。
dq_file_info
ディレクトリとデータファイルに関するデータを返す。
dq_get_connection_status ファイル接続の情報を返す。
dq_open
特定のアクセスタイプのファイルを開く。
dq_read
ファイルからバイトを読み込む。
dq_rename
ファイルをリネームする。
dq_seek
ファイルのファイル・ポインタを移動する。
dq_special
コンソール入力デバイスのモードを設定する。
dq_truncate
ファイル・ポインタによって指定された位置でファイルを切り詰める。
dq_write
データをファイルに書き出す。
メモリ管理コール
dq_allocate
メモリ・セグメントを要求する。
dq_free
メモリ・セグメントをシステムに返す。
dq_get_msize
dq_mallocateによって割り付けられたセグメントのサイズを返す。
dq_get_size
指定セグメントのサイズを返す。
dq_mallocate
指定サイズの論理連続メモリ・セグメントを要求する。
dq_mfree
dq_mallocateによって空きスペース・プールに分配されたメモリを返す。
dq_reserve_io_memory
I/Oオペレーションのためにメモリを取っておく。
例外ハンドラ・コール
dq_decode_exception
条件コードをその等価なニーモニックに変換する。
dq_get_exception_handler 現在の例外ハンドラのアドレスを返す。
dq_trap_exception
交替例外ハンドラを代用する。
ユーティリティとコマンド構文解析
dq_decode_time
指定バイナリ日時の値をASCII 文字に解読する。
dq_get_argument
コマンドラインから引き数を返す。
dq_get_system_id
OS環境の同一性を返す。
dq_get_time
旧式。互換性の為に含まれる。
dq_switch_buffer
新しいコマンドライン・バッファを選択する。
カーネル・システムコール
コミュニケーションと同期
KN_create_mailbox
メールボックスを生成する。
KN_create_semaphore
セマフォを生成する。
KN_delete_mailbox
メールボックスを削除する。
KN_delete_semaphore
セマフォを削除する。
KN_receive_data
メールボックスからメッセージを要求する。
KN_receive_unit
セマフォからユニットを要求する。
KN_send_data
データをメールボックスに送信する。
KN_send_priority_data
優先順位の高いメッセージをメールボックス・キューの先頭に置く。
KN_send_unit
セマフォにユニットを追加する。
メモリ管理
KN_create_area
プールからメモリを割り当てる。
KN_create_pool
メモリ・プールを生成する。
KN_delete_area
メモリ・エリアをメモリ・プールに返す。
KN_delete_pool
メモリ・プールを削除する。
KN_get_pool_attributes
メモリ・プールの属性を取得する。
タスク管理
KN_reset_handler *
先にセットされたタスクハンドラを削除する。
KN_set_handler *
タスクハンドラを動的にセットする。
KN_start_scheduling
あるスケジュール・ロックをキャンセルする。
KN_stop_scheduling
スケジュール・メカニズムを一時的にロックする。
時間管理
KN_create_alarm *
仮想のアラーム時計を作成し開始する。
KN_delete_alarm *
アラームを削除する。
KN_get_time
カーネル時計タイマーの現在値を取得する。
KNE_get_time
32ビットのデータ・タイプの使用を認める構造からカーネル時計タイマーの現在値を取得する。
KN_reset_alarm *
既存アラームをリセットする。
KN_set_time
カーネル時計タイマーをセットする。
KNE_set_time
32ビットのデータ・タイプの使用を認める構造のカーネル時計タイマーをセットする。
KN_sleep
呼び出し側タスクを眠らせる。
ハンドラ
rq_create_task_handler
* タスクを生成する。
rq_delete_task_handler
* タスクを削除する。
rq_task_switch_handler
* タスク・スイッチが生じる場合に、実行する。
*フラット型アプリケーションでは、これらの呼び出しを行うことができないか、あるいはハンドラを書くことができません。
仮想メモリ・システムコール
仮想メモリ・システムコール
rqv_allocate
物理メモリを仮想セグメントに割り当てる。
rqv_allocate_at
物理メモリを指定オフセットの仮想セグメントに割り当てる。
rqv_change_access
仮想セグメントの物理メモリのアクセス権を変更する。
rqv_create_segment
物理メモリの分配されない仮想セグメントを作成します。
rqv_free
仮想セグメントと関係する物理メモリを解放する。
rqv_map_physical
仮想セグメントのアドレス空間に物理メモリをマップする。
iNA 960 ネットワークソフトウェアにアクセスするシステムコール
アドレス/ポインタ変換
cq_comm_ptr_to_dword ポインタを対応する32ビットの絶対アドレスに変換する。
プロセス
cq_comm_rb
iNA、あるいは処理のためのネーム・サーバへのリクエスト・ブロックを運ぶ。
ステータス
cq_comm_multi_status
NICおよび指定されたNICからのiNA
960ステータス情報を返す。
cq_comm_status
NIC
および iNA 960 ステータス情報を返す。
ユーザー
cq_create_comm_user
iNA
960へのプログラム・アクセスのためにユーザーIDを作ります。
cq_create_multi_comm_user 指定NIC
と iNA 960ジョブへの プログラム・アクセスのためにユニークなユーザーIDを作ります。
cq_delete_comm_user
資源をすべてリリースし、指定されたユーザーIDの利益を保持するリクエスト・ブロックをすべて返す。
RTEコール
RTEコールは、WindowsNT/2000/XPアプリケーションに付加されるiRMX®システムコールの一部で、これによってiRMX®アプリケーションとWindowsアプリケーションの間でデータ交換・イベント交換が可能となります。
セマフォ
rq_create_semaphore
セマフォを生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_semaphore
指定セマフォを削除する。
rq_receive_units
セマフォから指定数のユニットを要求する。
rq_send_units
指定数のユニットをセマフォに送信する。
メールボックス
rq_create_mailbox
メールボックスを生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_mailbox
指定メールボックスを削除する。
rq_receive_data
データ・メールボックスからデータメッセージを受け取る。
rq_receive_message
オブジェクト・メールボックスからシグナルメッセージを受け取る。
rq_send_data
128Byteまでのデータメッセージをデータ・メールボックスに送信する。
rq_send_message
オブジェクト・メールボックスにシグナルオブジェクトを送信する。
オブジェクト
rq_lookup_object
名称からオブジェクトを検索する。
rq_catalog_object
オブジェクトに名称をつけ管理する。
rq_uncatalog_object
オブジェクトに与えられた名称を削除する。
rq_get_task_tokens
特定のオブジェクトトークンを取り出す。
rq_get_type
オブジェクトの型を判別する。
セグメント
rq_create_segment
セグメントを生成し、そのトークンを返す。
rq_delete_segment
セグメントを削除する。
rq_write_segment
セグメントに指定メモリ内容を書き込む。
rq_read_segment
セグメントから指定メモリ空間に内容を読み込む。
rqe_get_address
セグメントの先頭物理アドレスを返す。
rq_get_size
セグメントのサイズを返す。