産業用PC(IPC)のLANポートを直接制御することにより、拡張ボードの増設なしに、ソフトウェアで超高速、リアルタイムなフィールドバスを実現します。IPCによる機械制御、計測制御を強力に支援します。



EtherCAT®は、マスタースレーブ間の伝送効率向上のためにデータフレームを環状鉄道のように流す送受信方式を100Mbps Ethernetをベースとした通信環境にとっています。高速にデータを循環させるので通信の遅延は最小限となります。


EtherCAT®は、Ethernetと同様に100Base-TXの最大延長である100mを最大延長距離とします。また、EtherCAT®の規格上の最大ノード数は65535となり、自由度の高い配線形態をとることが可能となります。


EtherCAT®は、拡張ボードの増設なしにフィールドバスを実現できます。IPCにEthernetインターフェースがあればすぐに構成できる上、ネットワークケーブルも汎用のEthernetケーブルを使用することができます。このため、ハードウェアに対して大きくコストカットを図ることが可能です。



・ RSW-ECATはWindows用、RSI-ECATはINtime®用のEtherCAT®マスタソフトウェアです。
・ PCマザーボード標準のネットワークカード(NIC)をそのまま利用できるため、特殊なハードウェアを追加する
  必要はありません。
・ アプリケーション開発環境としては、VisualStudioの2008、2010、2012をサポートしています。
・ 開発言語はC/ C++ , C#(※1)
・ デバイスのコンフィグレーションの作成にはKPA社製EtherCAT Studioを使用。
・ 使いやすい専用APIを使用することにより、簡単にEtherCAT®アプリケーションを構築が可能
・ 各種EtherCAT®スレーブデバイスに接続可能。
(※1) RSW-ECATのみ





※TenAsys®, INtime®, eVM® and iRMX® are registered trademarks in USA of the TenAsys Corporation.
※EtherCAT®は、Beckhoff Automation GmbH, Germanyの登録商標です。