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事例
 RT-edge応用例「ゲートウェイ装置」
RT-edgeをゲートウェイ装置として応用する例をご紹介します。

運用開始から数年経過した、ある計測システムは、A社製の複数のリモートセンサユニットを使用していましたが、B社製のリモートセンサユニットに置き換える必要が生じました。

従来の計測システムの例
図1



リプレースの課題

既設計測コントローラで動作する計測プログラムは、A社の仕様に基づいた通信でセンサ値を収集するようプログラミングされています。
一般にA社とB社の通信規格や通信プロトコルは異なるので、既存の計測プログラムはB社の仕様に合わせた改造が必要になります。

別の手段としては、B社のリモートセンサユニットが、A社のリモートセンサユニットと同じ振る舞いとなるように、B社のリモートセンサユニットの前段に「ゲートウェイ」を開発して、仲介させる手法も考えられます。

計測システムにゲートウェイを用いた例
図2

いずれの場合も事案ごとに変更前の通信規格と変更後の通信規格は異なるため、計測プログラム改造のケースも、ゲートウェイ開発のケースも、一品物のカスタム開発となり多くの開発工数がかかることが課題になりがちです。


RT-edgeをゲートウェイとして使う利点

RT-edgeと計測システムの関係図
図3

RT-edgeには、標準に備わっている産業機器通信インターフェースサービスがあります。
『EtherCAT』や『Modbus』といった代表的通信規格が準備されているので、目的に合わせた産業機器通信インターフェースの組み合わせを選択することで、目的の相互通信に対応できます。
通信速度や通信周期など産業機器通信インターフェースの動作設定(XML)に記述することで対応は完了します。


データ相互変換のしくみ

RT-edgeには、ユーザーが作成できるユーザサービスがあります。
データの登り方向、下り方向にデータ型や信号レベルの相互変換が必要となる場面では、ユーザサービスがRTCD内のタグに演算式を施して仕様の相違を解決できます。

以下はデータ変換を介したデータ送受信の一例を表しています。
RT-edgeを応用したゲートウェイの送受信の流れ
図4

  1. 既設計測コントローラからB社リモートセンサユニットに対し、コマンド(例:センサデータ取得)を送信
  2. ユーザサービスを介して、B社リモートセンサユニットで判別可能なコマンドに変換
  3. コマンドを受信したB社リモートセンサユニットは、現在のセンサ値を既設計測コントローラに送信
  4. ユーザサービスを介して、取得したセンサ値を既設計測コントローラで扱える形式に変換
※TenAsys®, INtime®, eVM® and iRMX® are registered trademarks in USA of the TenAsys Corporation.
※EtherCAT® は、Beckhoff Automation GmbH, Germanyの登録商標です。