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RT-edge MC通信コンテナ機能
 概要
MELSECコミュニケーションプロトコル (以下、 MCプロトコル )は三菱電機 の FAネットワーク上のコントローラ間でメッセージ通信を行うためのプロトコルです。Ethernetポートを介して、デバイスデータの読み出しアクセスと書き込みアクセスをするための通信方式になります。

MCサービスコンテナ(以下、MCコンテナ)は、RT-edgeのコントローラ間通信インターフェースの一種で、MCプロトコルを利用して三菱電機社製シーケンサMELSECに対するアクセシビリティをRTCDに展開するMCプロトコルのクライアントとして機能します。
RT-edge MC通信コンテナ機能 イメージ
 特長
プログラムレスでコントローラ間通信
RT-edgeにMCコンテナを導入することで、MELSEC内部の「デバイス」と呼ばれるI/Oメモリ領域をRTCDに紐づけて、Edgeタグを介した入出力が可能となります。
MCコンテナが自動的にデバイスデータの読み出しを繰り返し、Edgeタグの値変化は自動的にデバイスメモリへ書き込んでアップデートします。
定義ファイルでできるデータ指定
規定されたフォーマットで、対象デバイスメモリ位置を記述して、任意のEdgeタグ名称を与えればアクセスが可能になります。
 仕様
動作プラットフォーム 工業用PC、内蔵LANポート一基が必要
基本ソフト Windows 10 Enterprise 64ビット
基本ソフト .Net Framework 4.6
基本ソフト RT-edge バージョン 3.4.0以降
使用可能タグ数 最大10,000個
対応プロトコル MCプロトコル、3Eフレーム、4Eフレーム/TCP、バイナリコード交信
対応シリーズ MELSEC-Q/Lシリーズ
対応できる台数 64台
データ更新タイミング 100ミリ秒周期~65,500ミリ秒周期
デフォルト1,000ミリ秒
※Windowsの負荷状態などによりこの時間は正確ではありません
Edgeタグ機能
TagsブロックのTagアイテムに列挙されたEdgeタグは、MCコンテナの起動と連動して用意されます。
Edgeタグは1つのデータの容れ物にあたります。
Edgeタグ機能
対応するデバイスメモリ
対応するMELSECのデバイスメモリは、RT-edgeタグを定義する際に、書式に従ってAddressプロパティにデバイスコードとアドレスを与えることで、通信の確立とデータ交換の対象となります。
取り扱いができるデバイスメモリは次の通りです。
デバイス名 デバイスコード
特殊リレー SM
特殊レジスタ SD
入力 X
出力 Y
内部リレー M
ラッチリレー L
アナンシエータ F
エッジリレー V
リンクリレー B
データレジスタ D
リンクレジスタ W
タイマ 接点 TS
タイマ コイル TC
タイマ 現在値 TN
積算タイマ 接点 STS
積算タイマ コイル STC
積算タイマ 現在地 STN
カウンタ 接点 CS
カウンタ コイル CC
カウンタ 現在地 CN
リンク特殊リレー SB
リンク特殊レジスタ SW
ステップリレー S
ダイレクトアクセス入力 DX
ダイレクトアクセス出力 DY
インデックスレジスタ Z
ファイルレジスタ ブロック切替方式 R
ファイルレジスタ 連番アクセス方式 ZR
拡張データレジスタ D
入力タグ指定
Edgeタグを宣言する際に、デバイスメモリの位置をAddressプロパティに与えます。
そして、TagRef_INブロックのTagRefアイテムに列挙することで、MC通信によるデータリフレッシュの対象となります。これによりMELSECのデータがRT-edgeに読み出されます。
入力タグ指定
出力タグ指定
Edgeタグを宣言する際に、デバイスメモリの位置をAddressプロパティに与えます。
そして、TagRef_OUTブロックのTagRefアイテムに列挙することで、MC通信によるデータリフレッシュの対象となります。これによりRT-edgeのデータがMELSECに書きこまれます。
出力タグ指定
 サンプルシステム
サンプルシステム構成
MC通信コンテナの動作を解説するためのサンプルシステム構成を以下のように定義します。
サンプルシステム構成
機器 項目 設定値・形式
Edgeコントローラ IPアドレス 192.168.5.100
MELSEC CPUユニット Q04UDVCPU
Ethernet I/F QJ71E71-100
IPアドレス 192.168.5.39
ポート番号 6000
ネットワーク番号 00
PC番号 FF
ユニットI/O番号 03FF
ユニット局番号 00
通信の定義
MELSECとの通信に関する設定は、コンテナ定義XMLに記述することができます。
タグ名 説明
SERVICE.EgMC.PLC#0.Cycle 1000 入出力周期:1秒
SERVICE.EgMC.PLC#0.Port 6000 通信で使用するMELSECの待受けポート:6000番
SERVICE.EgMC.PLC#0.Frame 3 通信で使用するフレーム:3E
通信の定義
データタグの定義
MELSECのデバイスメモリとEdgeタグのデータリフレッシュに関する設定は、
コンテナ定義XMLに記述することができます。
Edgeタグ名 アクセス方向 接続先デバイス 接続先アドレス データ型
Q04UDVCPU.D[0] 読み出し 拡張データレジスタ(D) 1204 Bit(1)
Q04UDVCPU.D[1] 読み出し 拡張データレジスタ(D) 1208 SByte(2)
データタグの定義
動作の確認
RT-Edge標準のオブジェクトブラウザツールを用いると、Edgeタグの値変化をダイナミックに参照できます。 動作の確認
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