RSI-ECAT-Master 既知の問題

最終更新日:

KB019

9850 2023/12/18 4.2.0

2.40
対応予定 2023/12/20

INtime DKライセンスに紐づけた場合に限り、INtime SDK メジャーバージョン違いで、RSI-ECAT-Masterのライセンス認証が失敗します。

RSI-ECAT-Master のライセンスに、INtime DKライセンスを紐づけた場合に限り、
ご購入時に紐づけたINtime DK バージョン 以外のINtime DKメジャーバージョン違いの環境へインストールした場合、ライセンスのインストールに失敗します。
ご購入時に紐づけたINtime DK バージョン でのみ、ご利用ください。

9851 2023/12/08 4.1.0
4.2.0
調査中 2023/12/20

RSI-ECAT HI API の Write において、dwAddr に 0 以外の数値を指定した時に、ページフォルト例外に陥る場合があります。

バージョン4.1.0 から追加された、RSI-ECAT HI API の Write において、RSI 仮想I/Oスペース空間アドレス を指定する、
dwAddr に 0 以外の数値を指定した時に、ページフォルト例外に陥る場合があります。

回避方法: 次のファイルをダウンロードし、%RSIECAT%bin\HiECAT.rsl へ上書きしてください。
修正ファイル: HiECAT.rsl
%RSIECAT% は、環境変数で登録されているパスになります。
パス例: C:\Program Files (x86)\Micronet\RSIECAT\bin\HiECAT.rsl

9479 2023/04/21 4.0.0
4.1.0
仕様(機能仕様) 2023/04/21

RSI-ECAT-Master および RSI-ECAT-Master/DC へ、スレーブの識別に、Alias(Identification)が適用されます。

バージョン4.0.0 以降、ENI内の対象スレーブにAlias(Identification)を定義する場合、対象スレーブのAlias設定と一致させておく必要があります。
ENIとスレーブでAliasが不一致の時、別のスレーブとして認識され、ステートチェンジに失敗します。
(※ RSI-ECAT-Master/RED については、これまで同様、ENIとスレーブでAliasを一致させる必要があります。)
本挙動はバージョン4.0.0 以降、Explicit Device Identification に対応した事により、適用されています。

バージョン3まで利用できていたENIファイルが、バージョン4以降でステートチェンジに失敗するようになった場合には、次の内容を確認してください。
ENI内のAlias(Identification)定義と、スレーブのAlias(Identification)設定を一致させてください。
もしくは、コンフィグレーションの段階で、対象スレーブの Identification の Enable を No にしてENIを生成し、使用してください。

8968 2022/7/19 4.0.0

2.9.5
調査中 2022/7/19

プロセスイメージのサイズが複数フレームに分かれるスレーブ構成において、セパレートサイクルコマンドを有効にした場合(※)、Operational状態に遷移しないケースが報告されています

本症状は現在調査中です。
※ ENIファイル作成時に、Generate Separate Cyclic command for SyncManagerを有効にした場合

回避方法:セパレートサイクルコマンドを無効にしてください。
セパレートサイクルコマンドはデバッグ目的の機能の為、デバッグ時以外には無効にしていただくようお願いします。

8427
8421
2021/8/26 3.0.9

3.0.0
修正済み 2022/6/24

EH API の EhClose 中に、EhWaitForEvent をコールした場合、稀に 0x0028 ER_EHAPI_CLOSED が返らず、次の EhOpen でページフォルト例外が発生する問題

症状:
EH API の EhClose をコール開始直後、別のスレッドにて EhWaitForEvent をコールした場合、稀に、EhWaitForEventから 0x0028 ER_EHAPI_CLOSED が返らず、そのままタイムアウトまでブロックされる場合があります。そのままの状態で EhWaitForEvent のタイムアウト前に、次の EhOpen がコールされた場合、EhWaitForEvent にて、ページフォルト例外が発生します。

[修正対応]:本問題はバージョン 4.0.0にて修正されました。

8016 2020/12/18 3.0.9 調査中 2020/12/18

EHAPI EhOpen、EhCloseを連続的にコールすることによりEtherCATマスタースタック内メモリリソースが枯渇状態となる症状

EtherCAT® バス構成にも依存しますが、一連の処理をおよそ20000回以上繰り返すことで症状が診られます。
※EhOpenが成功しているにも関わらず故意にEhCloseを行わない限り症状は発生しません。

[回避方法]:EhOpen-EhCloseを連続的に繰り返す処理を組み込まないでください。

7980
7977
2020/11/30 3.0.8 修正済み 2020/12/18

RSI-ECAT製品インストール後、機能アクティブ化されない問題

RSI-ECAT, RSI-ECAT/DC, RSI-ECAT/RED 製品におけるHWKEYライセンスへのライセンスリンク製品パッケージにて、RSI-ECAT機能がアクティブ化されない問題が見つかりました。

[修正対応]:バージョン3.0.9で修正されました。

7900 2020/10/14 3.0.6 修正済み 2020/10/22

RSI-ECAT ユーザーズマニュアル「6.9.2 INtime Auto Load の設定」にて、「ユーザログイン待機」にチェックを入れる旨が記載されていません。

RSI-ECATはI/Oサービスとの同期が必要となる為、本項目のチェックが必要です。

[修正対応]:バージョン3.0.8でマニュアルを修正しました。

7885 2020/10/20 3.0.7 修正済み 2020/10/22

ステートチェンジに失敗する問題

ステートチェンジ用API: EhRqState にて指示したステートへ遷移しない問題があります。
本症状は バージョン 3.0.7 でのみ発生します。

[修正対応]:バージョン3.0.8で修正されました。

7805 2020/10/20 3.0.6 修正済み 2020/10/22

オープン失敗を数時間繰り返した場合、ドライバプロセスでページフォルト例外が発生する問題

回線オープン用API: EhOpenによるオープン失敗を繰り返し実施した場合に、数時間後にドライバプロセス(RtEcHdr.rta)でページフォルト例外が発生する問題があります。
本症状は バージョン 3.0.0 以降で発生します。

[修正対応]:バージョン3.0.8で修正されました。

7632
7619
2020/6/4 3.0.5
3.0.4
3.0.3
3.0.2
3.0.1
3.0.0
修正済み 2020/6/9

EhWaitForEvent タイムアウト指定時処理

タイムアウト発生時、登録イベントが削除されず残されているため、続くコールで登録処理にてエラーとなります。

[回避方法]:EhWaitForEventのタイムアウトを指定せずブロック処理とする。

[修正対応]:バージョン3.0.5.1で修正されました。

7112 2019/10/10 3.0.2
3.0.1
3.0.0
修正済み 2019/10/10

プロセスデータの総入力データサイズが1、2、4、8バイトの時、総出力データサイズが1、2、4、8バイトに丸められる問題があります。

総入力データサイズを1、2、4、8バイト以外にすることで回避できます。

[修正対応]:バージョン3.0.8で修正されました。

6866 2019/8/6 3.0.2
3.0.1
3.0.0
修正済み 2019/8/6

INtime®開発環境から実行環境に対してリモートデバッグ時に「ファイル ["C:\Program Files (x86)\INtime\bin\EhApi.rsl"]は開くことができませんでした。」のエラーとなり実行できない。

原因はリモートデバッグ時は開発環境のRSLファイルをロードする仕組みとなっており、開発環境にEhApi.rslが存在しないためです。

[回避方法]:実行環境の「C:\Program Files (x86)\Micronet\RSIECAT\bin」フォルダを開発環境の同位置にコピーすることで回避できます。

[修正対応]:ehapiファイルを開発環境側にインストールできるように修正しました。

6644 2019/8/1 2.9.5 調査中 2020/6/4

フレームサイズが32以上になるプロセスイメージにおいて、マスタ処理が不安定になります

本症状は現在調査中です。