RSI-ECAT-Studio 既知の問題

最終更新日:

KB031

9812 2023/11/14 1.12.911.0
1.12.437.0
修正済み 2024/4/25

Microsoft Visual C++ 2013 Runtime(MSVC2013 Runtime)未インストール環境では、 RSI-ECAT-Studioラインセンス認証処理において、以下のメッセージが表示されライセンス認証に失敗します。
「KPA EtherCAT Studio 1.12.911.0 release setup requires Microsoft .NET 2.0 to be installed. Please install this prerequisite and then retuen Setup.」

原因:
RSI-ECAT-Studioのライセンス認証サービスが、MSVC2013 Runtimeに依存しているのですが、インストーラはこの依存コンポーネントの確認をしていないため、未インストール環境へもインストールに成功してしまいます。

[回避方法]:Microsoftが公開しているMSVC2013 RuntimeをWEB上からダウンロードし、現象発生環境へ インストールをお願いします。
インストール後、PC再起動によってライセンス認証サービスが起動するようになり、現象が回避されます。

バージョン 1.12.911.1で修正されました。

9560 2023/6/16 1.12.437.0 修正済み 2023/9/27

RSI-ECAT-Studioでのコンフィグレーション中に、対象スレーブの FMMU/SMタブのPDOs ConfigurationへAddすると、何回目かにプログレスバーが表示され、
延々処理待ちに陥る場合があります。

発生までの手順例:
1. プロジェクトを作成します。
2. 何かしらのスレーブを追加します。(PDOエントリを多く持っているスレーブで発生し易いです)
3. [SM/FMMU]タブで出力/入力 PDO エントリを選択し、[追加]ボタンをクリックして PDO オブジェクトを追加します。[追加]ボタンをクリックするとダイアログが表示されるまでに時間がかかります。 4. 任意のオブジェクトを追加します。
5. ...これらを繰り返すと症状が現れる場合があります。
PDOオブジェクトをカスタムして追加するスレーブタイプで、ESIに沢山の情報量を持つ場合に発生し易い傾向があります。

[回避方法]:PDOを追加する度にプロジェクトを保存し、再読み込みします。
追加の度に保存し、再読み込みすることで回避できます。

バージョン 1.12.911.0で修正されました。