INplc| HOME

  INplc-SDK について


INplc-SDKは、標準的なWindowsPC上で動作し、PLCコントローラ上で動作するPLCプログラムを開発、保守します。 作成したPLCプログラムはネットワークを経由して、PLCコントローラへダウンロードし、実行されますが、PLCコントローラ上 でINplc-SDKを直接動作させ、開発・保守することもできます。

また、INplc-SDKは、すべてのIEC61131-3のプログラミング言語をサポートしており、この標準化された規格にのっとる ことで、各PLCプラットフォームやメーカー間の非互換性に起因した様々なコストを削減することができます。



エディション

INplc-SDKには以下の2つのエディションがございます。各エディションの詳細な違いについては こちら をご覧下さい。



言語について
サポートするIEC61131-3プログラミング言語  
(※各言語をクリックするとサンプルプログラムの画像が表示されます。)

Instruction List (IL)
Structured Text (ST)
Function Block Diagram (FBD)
Ladder Diagram (LD)
Sequential Function Chart (SFC)
・Machine Sequential Function Chart (MSFC)

これら全てのプログラミング言語が1つのプロジェクトの中で混在して使用できます。
例えば、以下のようにラダー回路中にファンクションブロックを使うことができます
▲上へ


プロジェクト管理
INplc-SDKは標準的なPCのWindows®システムにおける32ビットのアプリケーションとして稼働し、直感的なプログラ ミングを可能にして、わかりやすい構造を提供します。
INplc-SDKのプロジェクト管理はIEC61131-3ソフトウェアモデルに従って、プロジェクトツリーを表示します。

プロジェクトツリー
プロジェクトツリーは複数のサブツリーからできています。
プロジェクトツリーウィンドウのタブを使いプロジェクトツリー全体または各サブツリーの表示を切り替えられます。 プロジェクトツリーのすべての編集機能 (オブジェクトのコピー、移動、名前の変更など) は Windows® 標準機能に順じているので、Windows®エクスプローラーと同様の操作性です。

ライブラリ統合のための「ライブラリ」サブツリーは、「データ型」サブツリー上でユーザ専用データ型を宣言できます。 「論理 POU」 サブツリーには POU (コードワークシートと変数宣言も) が含まれています。
「物理ハードウェア」 サブツリーには、コンフィグレーション要素 (コンフィグレーション、リソース、タスク)のほか、プロジェクトのグローバル変数とネットワーク変数もあります。 このように、IEC 61131 に従ったオートメーションプロジェクトの構造が反映されています。
インスタンスツリーは、PLC 内のプロジェクト構造を表示します。




■ ユーザライブラリとファームウェアライブラリのファンクションブロックの再利用性

INplc-SDKで使用できるライブラリには、ファームウェアライブラリとユーザライブラリがあり、ファームウェアライブ ラリは、PLCメーカーが開発、提供した POU を含んだメーカー専用ライブラリで、ユーザライブラリ は、自分で作成し、 再利用したい POU やデータ型のあるプロジェクトです。
すべてのライブラリ管理はプロジェクトツリーで直感的に行なうことができ、これによってソフトウェア資産の再利用性 が高まります。

■ パスワード取り扱いかファームウェアライブラリを使用するノウハウ保護

INplc-SDKは、パスワードで保護されたオブジェクトへのアクセス権を制限し、プロジェクトを保護します。 パスワードでサブツリーだけを完全に保護したり、またはプロジェクトツリーの POU やワークシートなどの各プロジェクトノードだけを保護したりできます。プロジェクト構造を編集、ワークシートを開いて書き込み、各コンフィギュレーション、リソース、デバッグへダウンロードするときには、アクセス権を制限できます。


▲上へ
エディタとウィザード

INplc-SDKで PLCアプリケーションをプログラミングするとき、基本的に3つのエディタを使うことができます。 また、各種ウィザードやその他の多数のアシスタント機能も有効に活用することで、最適なPLCアプリケーションを 作成することができます。

■ グラフィックエディタ
グラフィックエディタでは、IEC 61131-3プログラミング言語の SFC(*1)、FBD、LD を使用したり、または、それらの 言語をさまざまに組み合わせて使用することができます。
フル機能のグラフィックエディタはハンドリング指向のネットワークオブジェクトを自由な場所に配置できます。
グラフィックエディタには以下の機能があります。
・一つのワークシートでLD、FBD、およびSFC(*1)を混在させることができます
・かなり大きいグリッドにオブジェクトを配置することができます。
・少しも制限のない既存のネットワークへの新しい要素の挿入
・シングルオブジェクトまたはネットワークの移動
・自動接続のための自動ルーティング機能
・ファンクションとファンクションブロックの目的がわかるようにグラフィックス表示
・ユーザー定義のファンクションとファンクションブロックをダブリクリックすると該当コードを表示します。
・ファームウェアライブラリ、ユーザライブラリ、およびプロジェクトからのファンクションとファンクションブロックを色わけして表示します。

*1 プログラミング言語のSequential Function Chart (SFC)はINplc-SDK(Pro)でサポートされます。

■ テキストエディタ

テキストエディタを使って、IEC 61131-3 プログラミング言語 IL と ST(*1) でコードを編集、デバッグし、ユーザ定義 データ型を定義し、速く容易にプログラムを作成できます。 下記の様々な機能がプログラムの作成をサポートします。

・シンタックスハイライトはプログラムに関するキーワードを示します。
・インテリセンス機能は自動的に変数名、構造体要素、およびファンクションブロックパラメーターを完成します。
・Edit Wizardは有効な要素とファンクションブロックを表示することによって、編集を容易にします。


*1 プログラミング言語のStructured Text (ST)はINplc-SDK(Pro)でサポートされます。

■ 変数グリッドエディタ

このシステムで変数とファンクションブロックインスタンスを宣言するには、2つの方法があります。コード開発中に ダイアログで、または変数グリッドエディタのヘルプで宣言できます。
変数グリッドの各線は、変数や FB インスタンスを意味しています。
全体構成がよく見えるように、変数は異なるグループに分けることができます。 各変数 / インスタンスの属性は、 入力またはコンボボックスからエントリを選択すると各表の列に定義されます。
変数エディタを使うと、多くの構文宣言エラーを回避でき、簡単で明確に宣言できるようになります。


■ エディットウィザード


エディットウィザードは、コード要素をワークシートに挿入したり、置換したりする時に使います。
使用しているプログラミング言語によって、エディットウィザードを使いながら、キーワードや文、オペレータ、ファンクション、ファンクションブロックを挿入します。更に、ウィザードは自分のデータ型の宣言を単純にします。

特にテキストエディタでは、エディットウィザードを使う非常に大きなメリットがあります。シンタックスエラーが回避できたり、ファンクションブロック、ループなどの異なった命令の詳細を知らなくてもいいのです。

■プロジェクトウィザード

新規INplc-SDKプロジェクトを作成する一番簡単な方法は、プロジェクトウィザードを使うことです。これを使うと 6つのステップでプロジェクトを作成できます。
プロジェクトの名前とタイプ、初期 POU、使用コンフィグレーション (PLC)、最初のリソース (PLC のプロセッサ)、 最初のタスクを簡単に定義できます。

■プロジェクトテンプレート

INplc-SDKでは、新規プロジェクトはプロジェクトウィザードを使う以外に、プロジェクトテンプレートを基にしても作 成できます。 経験に基づくテンプレート管理のおかげで、デフォルトテンプレートを使えるだけでなく、自分のプロジェク トもテンプレートとして保存できます。
INplc-SDKには、一般的に使われるプロセッサ用のデフォルトテンプレートが入っています。 これらのテンプレート を基にプロジェクトを作成すると、使用するテンプレートが示すプロセッサの種類に応じて、新規プロジェクトのコンフィグ レーションとリソースタイプがプリセットされます。
このように、PLC とプロセッサタイプは手動で入力する必要はなくなり、定義しなくてはならないのは、INplc-SDKと PLC の間の通信経路だけです。
デバックツール

INplc-SDKはトラブルシューティング、コミッショニング、メンテナンスのための多くのツールを備えており、これによっ て、試運転回数とシステムの停止時間を減らします。

■ オンラインモード
オンライン モードは、プログラム エラーを見つけるために POU や変数の動作をチェックしたり、PLC プログラムが正しく動作しているか確認するために使用します。オンライン モードは、シミュレーションまたは PLC の実行中に使用できます。オンライン モードでは、変数の現在値や状態を見ることができます。
[オンライン モードのグラフィック エディタ]は、SFC、LD および FBD ワークシートのデバッグに使います。


[グラフィック オンライン ワークシートのツールチップ]
ウス ポインタをグラフィック エディタ内のオブジェクト上に (オブジェクトをクリックせずに) 移動すると 、ツールチップが現れ、カーソル下にオブジェクトのプロパティを表示します。ツールチップは、オンラインモードとオフラインモードで使用できます。



[オンライン モードのテキスト エディタ]は、IL および ST ワークシートのデバッグに使用します。

オンライン モードのテキスト ワークシートは、グレーの線で 2 つに分けられます。左側にはオンライン値、右側にはコード ボディが表示されます。

次の図はその例です。
オンライン モードの IL ワークシート




オンライン モードの ST ワークシート



 ロジックアナライザ

各変数を選択し、トリガ条件、サンプル率、記録前後の計測値の数(各300まで)を定義し、同期エラーを検出、コント ローラのリアルタイム動作を表示することができます。

 ウォッチウィンドウとレシピ


様々なPOU、プログラムや異なる制御からの変数を挿入でき、それらのオンライン値を表示できます。 そして、ウォッ チウィンドウには4つのビューがあるので、マシンやプロセス部分によって変数をグループ分けできます。 ウォッチウィンドウから直接 PLC にレシピを書き込むと、変数をまとめて好きな値に設定できます。 レシピは、PLC にロード、保存、インポートとエクスポートすることができ、PLC から読み取れます。

 オンライン変更


コンパイルとコミッショニングの後、PLCとプログラムの実行を停止せずに、現在のPLCのオンライン変更をPLCにダ ウンロードできます。 この特徴により、修正プログラムをダウンロードした後、PLC は 「古い」 コードから 「新しい」 コードにプロセスサイクルを切り替えられます。こうして、POU の追加、 コード、データ、ファンクションブロックパラメー タの変更、 タスクのサイクル タイムの修正ができます。

 強制上書き


制御のために、モジュールの入力や出力を強制設定することができます。 INplc-SDKの各変数を右クリックするだけで、デバッグダイアログが表示され、これで I / O 値をデフォルト値 (強 設定) に強制的に変更するか、 1プロセスサイクルの間、一時的に値を上書きできます。

 PLCシミュレーション


PLCシミュレーション機能を使うと、PLCコントローラのハードウェアなしで、PLCプログラムの動作確認ができます。 緑色の入力ポイント(LED)をクリックするだけで、シミュレータ入力がアクティブになります。 作成したアプリケーションも、実際の入力で動作した信号と同様にこの入力を処理します。 同様に、出力 LED は動作信号出力を表します。

 クロスリファレンス


INplc-SDKのクロスリファレンス ウィンドウは、変数が使われている各プログラムの場所を表示します。 1つの POU または複数の POU で何度も変数が使われている場合、クロスリファレンスウィンドウはそのすべての 場所をリスト表で示し、マウスボタンをクリックするとそこにジャンプします。


 オペレーションパネル


INplcではPLCコントローラの各種機能をサポートするオペレーションパネルには以下の機能があります。

・ PLCコントローラの基本情報の設定、変更
・ 使用するIOドライバ、ファームウェアライブラリの設定、変更
・ PLCコントローラ状態の表示
・ PLCコントローラ状態の変更
・ PLCコントローラの故障履歴の表示