HOME > INtime > OSEM (OS Encapsulation Mechanism)

OSEM (OS Encapsulation Mechanism)


■ OSカプセル化メカニズム
特許「OSEM」(OSカプセル化機構)は、1つのCPU上でWindowsとINtimeの同時駆動を実現します。OS(Windows)全体を1つにカプセル化しINtime上の低優先度スレッドとして取り込む技術です。1つにカプセル化された全Windowsプロセス/スレッドは、INtimeカーネルによるスレッドスケジューリングによって実行権を管理されます。このメカニズムによってINtimeはWindowsがいかなる処理をしている場合でも、瞬間的にWindowsの動きを止め、より優先度の高いリアルタイム処理を確実に先制させることができるのです。
■ INtimeのブートアップ
INtimeを導入することによって、INtimeカーネルサービスが追加されます。INtimeカーネルサービスが起動されると、WindowsとINtimeの立場は逆転。Windows全体はINtimeカーネルによってスケジューリングされることになり、与えられた時間(INtimeのアイドル時間)で駆動することが許されます。

■ 保護機構
Windowsアプリケーションは、Windowsによってシステム全体を保護する目的で強固な制約を設けられています。具体的には不正なメモリ操作や、不正なハードウェアアクセスが禁止されています(リング3)。その安全性の反面、ハードウェアアクセスを行うためにはカーネルモード(リング0)で動作する特殊なドライバアプリケーションの開発が必要とされてきました。

INtimeリアルタイムアプリケーションはリング3で駆動しますが、ハードウェアアクセスや物理メモリへのアクセス手段さえも提供しています。(致命的領域へのアクセスは保護されます)。つまりアプリケーションの充分なメモリ保護を行いながらも開発効率を高めることに成功しています。

■ Windowsクラッシュセーフティ

Windowsが万が一クラッシュした場合でも、INtime環境上で動いているスレッドには継続したリアルタイム処理の提供が保証されます。INtimeカーネルはWindowsシステムに異常が起こったことをイベントで察知し、すべてのINtimeアプリケーションへ事象報告するとともに、カプセル化されたWindowsシステムをスレッドスケジューリング候補から除外して対応します。これはOSEMによるOS分離・取り込み構造だからこそ実現できる確実なリアルタイム保証能力です。

Back |HOME