PCプラットフォームによる PCプラットフォームによる 産業用ソリューションプロバイダー 産業用ソリューションプロバイダー


採用情報


お問合せ

JapaneseEnglish

  • PP130
ホーム > INplc > 技術情報 > EtherCAT®のI/OデータをWindows側から参照する方法
INplc技術情報
EtherCAT®のI/OデータをWindows側から参照する方法

■ 概要
INplcのPLCプログラムでI/Oデバイスのデータ(EtherCAT®:DI16点、AI4点)を取得し、そのデータをWindowsアプリケーションから参照します。
PLCプログラムとWindowsアプリケーションのデータ交換は、INplcの共有メモリ領域「Mエリア」を経由して行います。
PLCプログラムは、取得したI/OデバイスのデータをMエリアへ格納します。
※「EcatDemo」では、右図のようなデータ割付になっています。
Windowsアプリケーションは、共有メモリI/Fコンポーネント「INpMac」を使用してMエリアから各データを取得します。
INpMacについては、こちらをご覧ください。
Mエリアのデータ割付(例)
Mエリアのデータ割付(例)

■ ダウンロード
ファイル名 サイズ 内容
EcatDemo.zip 111 KB INplc-SDK(Express) v3.05で作成したプロジェクトと、VS2010で作成したWin32コンソールアプリケーションプロジェクトです。 I/Oドライバ「EcatDrv」およびINpMacが使用可能なコントローラでご利用いただけます。 Download
  • ダウンロードしたファイルを利用して、万が一障害などが発生しても一切の責任を負いません。必ずご自身の責任においてご利用ください。
  • ダウンロードしたファイルを許可なく再転載や再配布することは禁止いたします。

■ システム構成イメージ
アルゴシステムのEtherCAT®スレーブを使用したシステム構成例です。
DIスレーブ[ECEPF00-1]に接続したスイッチボックスの状態と、AIスレーブ[ECEA402]パルスジェネレーターで生成した波形をINplcのPLCプログラムで取得し、WindowsアプリケーションからINpMacを利用して取得する構成となっています。

Mエリアに格納されるデータについて
PLCプログラムで取得したDIとAIのデータを格納します。
DIデータは、瞬時値を格納します。
AIデータは、10,000件分のデータをリングバッファ方式で格納します。

PLCプログラムの動作について
1ms周期でDIとAIのデータを取得して、Mエリアに格納します。
AIデータを格納する際、「バッファ書き込み位置情報」と「バッファ終端到達回数」も更新します。
システム構成